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シリコロイA2,シリコロイXVI |
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素材状態ではシリコロイA2は高温時効処理(OAG)か溶体化熱処理(ST)、シリコロイXVIは溶体化熱処理が標準です。事前に高温時効処理が行われている場合は、ABの工程は省略します。また溶体化熱処理が行われている場合はAを省略します。また素材状態が分からない場合はAから実施します。 |
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A |

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溶体化の目的は加工性に富むマルテンサイトを得ることと、時効処理の準備をすることです。
析出硬化系ステンレスを高温加熱後に急冷すると、時効硬化元素を固溶したマルテンサイトが得られ、このマルテンサイトは軟らかく加工できます。
保持時間は肉厚に対して、1インチ1時間程度を実施することが多いです。 |
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B |
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時効硬化熱処理のマスキング処理を行います。
時効硬化で高硬度化するのを防ぎます。 |
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C |
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高温時効後の硬度はシリコロイA2はHRC35〜40前後、シリコロイXVIはHRC40前後となり、切削加工が可能です(プリハードン相当)。 |
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D |
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高硬度化させる部分のみに高周波熱処理(局部溶体化熱処理)を行う。時効硬化は溶体化された部分のみに効果があります。 |
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E |
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高周波熱処理後は多少のスケールが付着しますので、その除去や硬化深度の調整の意味で二次加工を行います。この場合、焼入とは異なり高硬度化していないので、比較的容易に加工できます。 |
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F |
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高周波熱処理(溶体化熱処理)によって生成した析出硬化元素を過飽和に含有するマルテンサイトに、時効硬化熱処理によって金属間化合物を析出させ、硬さと強度を上昇させます。
高硬度化のメカニズムは、溶体化によって無理に溶かしこまれた析出硬化元素が時効硬化熱処理により粒子分散強化し、結晶を歪ませ転位を動きにくくすることにあります。
高温時効処理の部分は時効硬化による高硬度化はせず、靭性を確保できます。
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【標準条件例】
シリコロイA2:480℃×6h/AC
シリコロイXVI:450℃×8〜10h/AC |
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G |
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時効処理により若干の寸法変化及び歪みが生じる可能性があり、特に精密部品では研磨加工等の最終仕上を行う例が多いです。
また大気熱処理で時効処理を行う場合、研磨加工等で薄い酸化スケール(金色〜茶色)を除去する場合もあります。 |
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Data No.SLAX-SITR2006-PR-2006111701 |
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