本資料に掲載されている技術情報は一般的な特性を説明する為のもので、
これにより何らかの保証をするものではありませんので予めご了承ください。
【File No.Trybology-007】
析出硬化系シリコロイのトライボロジー特性(詳細版-5)
ステライトの摩擦摩耗特性
1 摩擦摩耗特性(ピンオンディスク)
  ピンオンディスク型摩擦摩耗試験機を用い、摩擦力と摩耗量を測定した結果です。比摩耗量は質量減少法により算出し、各材
質の組み合わせの総合比摩耗量の比較を行った。ここでいう総合比摩耗量はピンの比摩耗量とディスクの比摩耗量を足したもの
である。
 1.1 ピンオンディスク型摩擦摩耗試験機
Data No.SLAX-SITR200608-TRI-2006091001

2 試験結果
 2.1 ピン:ステライト6、ディスク:ステライト6の組み合わせ
 2.1.1 試験条件
ピンオンディスク試験の条件
ピンの材質 ステライト6 ピンの硬度 , HV HV462
ディスクの材質 SUS304 ピンの硬度 , HV HV195
潤滑 無し 試験温度 室温
荷重 , N 4.9 (500g) 回転数 , rpm 400
摩擦速度 , m/min 12.6 摩擦時間 , s 600
摩擦円半径 , mm 5.0 限界μ 3.0
 2.1.2 試験結果表
分類 ピン ディスク 摩擦係数 比摩耗量 総合比摩耗量
Ave Max バラツキ
(3σ)
ピン ディスク ピン+ディスク
×10-14 , m2/N ×10-14 , m2/N
ステライト ステライト6 SUS304 0.681 1.268 0.489 0.0000000 45.2490921 45.2490921
ステライト6 ステライト6 0.682 0.875 0.296 5.8518143 0.0000000 5.8518143
 2.1.3 総合比摩耗量
 2.1.4 摩擦係数
 2.1.5 摩耗痕およびディスクの断面プロファイル
ピンの摩耗痕 (50倍) ディスクの摩耗痕 (50倍)
材質:ステライト6 材質:SUS304
ディスクの断面プロファイル(1) ディスクの断面プロファイル(2)
(縦倍率:1000、横倍率:20) (縦倍率:1000、横倍率:20)
材質:SUS304 材質:SUS304

 2.2 ピン:ステライト6、ディスク:SUS304の組み合わせ
 2.2.1 試験条件
ピンオンディスク試験の条件
ピンの材質 ステライト6 ピンの硬度 , HV HV462
ディスクの材質 ステライト6 ピンの硬度 , HV HV462
潤滑 無し 試験温度 室温
荷重 , N 4.9 (500g) 回転数 , rpm 400
摩擦速度 , m/min 12.6 摩擦時間 , s 600
摩擦円半径 , mm 5.0 限界μ 3.0
 2.2.2 試験結果表
分類 ピン ディスク 摩擦係数 比摩耗量 総合比摩耗量
Ave Max バラツキ
(3σ)
ピン ディスク ピン+ディスク
×10-14 , m2/N ×10-14 , m2/N
ステライト ステライト6 SUS304 0.681 1.268 0.489 0.0000000 45.2490921 45.2490921
ステライト6 ステライト6 0.682 0.875 0.296 5.8518143 0.0000000 5.8518143
 2.2.3 総合比摩耗量
 2.2.4 摩擦係数
 2.2.5 摩耗痕およびディスクの断面プロファイル
ピンの摩耗痕 (50倍) ピンの摩耗痕 (100倍) ディスクの摩耗痕 (50倍)
材質:ステライト6 材質:ステライト6 材質:ステライト6
ディスクの断面プロファイル(1) ディスクの断面プロファイル(2)
(縦倍率:1000、横倍率:20) (縦倍率:1000、横倍率:20)
材質:ステライト6 材質:ステライト6
 <関連サイト>
【New】 2007.4.25 追加
■15.トライボロジー
   (摩擦摩耗特性)
13.1 摩擦摩耗特性(簡易版) 13.2 耐焼付性
13.3 摩擦摩耗特性(詳細版1) 13.4 摩擦摩耗特性(詳細版2) 13.5 摩擦摩耗特性(詳細版3)
13.6 摩擦摩耗特性(詳細版4) 13.7 摩擦摩耗特性(詳細版5)

◆ 本ページのキーワード
Material :ステライト6
特  性 :トライボロジー、摩擦摩耗特性、、ピンオンディスク、比摩耗量、摩擦係数、摩擦係数のバラツキ
Technology

<Site Map>
項目 サイト名
■1. シリコロイとは? 1.1 What’s Silicolloy? 1.2 析出硬化とは? 1.3 History
■2. 応用製品例 2.1 リップ・精密金型 2.2 連続鋳造用ローラー 2.3 製品例
■3. お問合せ先 3.1 Company Profile 3.2 サービス体制
■4. シリコロイA2(析出硬化系) 4.1 諸特性
  ◆トライボロジー 4.2 摩擦摩耗特性 4.3 耐焼付性
  ◆耐食性 4.4 耐食性(1) 4.5 耐食性(2) 4.6 耐孔食性
4.7 応力腐食割れ性
  ◆耐熱性 4.8 高温特性(1) 4.8 高温特性(2) 4.9 耐ヒートチェック特性
4.10 耐高温腐食性 4.11 温度と酸化増量の関係
  ◆熱処理特性 4.13 時効硬化熱処理特性 4.14 低温時効処理特性 4.15 溶体化熱処理特性
4.16 低温溶体化特性 4.17 再溶体化熱処理特性 4.18 SUS630との比較(1)
4.19 SUS630との比較(2)
  ◆プロセス技術 4.20 熱処理寸法変化 4.21 加工性 4.22 加工プロセス
4.23 局部高硬度化技術
■5. シリコロイXVI(析出硬化系) 5.1 諸特性 5.2 摩擦摩耗特性 5.3 耐焼付性
5.4 耐食性(1) 5.5 耐食性(2) 5.6 耐孔食性
5.7 熱処理寸法変化 5.8 溶体化熱処理特性 5.9 局部高硬度化技術
■6. シリコロイB2(2相系) 6.1 諸特性 6.2 耐食性(1) 6.4 シリコロイB2の耐食性
6.5 高温特性(1) 6.6 耐ヒートチェック特性 6.7 温度と酸化増量の関係
■7. シリコロイD(オーステナイト系) 7.1 諸特性 7.2 高温特性(1) 7.3 高温特性(2)
7.4 耐ヒートチェック特性 7.5 耐高温腐食性 7.6 温度と酸化増量の関係
7.7 耐食性(1) 7.8 耐孔食性
■8. SUS630(析出硬化系) 8.1 諸特性 8.2 SL-A2との比較(1) 8.3 SL-A2との比較(2)
8.4 摩擦摩耗特性 8.5 耐焼付性 8.6 耐食性(1)
8.7 耐食性(2) 8.8 耐孔食性 8.9 熱処理寸法変化
8.10 温度と酸化増量の関係 8.11 応力腐食割れ性
■9. SUS420J2(マルテンサイト系) 9.1 諸特性 9.2 耐食性(1) 9.3 耐孔食性
9.4 熱処理寸法変化 9.5 摩擦摩耗特性 9.6 応力腐食割れ性
■10. SUS440C(マルテンサイト系) 10.1 諸特性 10.2 耐食性(1) 10.3 耐食性(2)
10.4 耐孔食性 10.5 熱処理寸法変化 10.6 摩擦摩耗特性
【New】 2007.6.23 追加
■11. SUS304(オーステナイト系)
11.1 諸特性 11.2 耐食性(1) 11.3 耐食性(2)
11.4 耐孔食性 11.5 ステンレスの耐食性 11.6 摩擦摩耗特性
11.7 耐焼付性 11.8 摩擦摩耗特性(詳細版2)
【New】 2007.6.23 追加
■12. SUS316L(オーステナイト系)
12.1 諸特性 12.2 耐食性(1) 12.3 耐食性(2)
12.4 耐孔食性 12.5 ステンレスの耐食性 12.6 耐焼付性
■13.S55C-Normal(炭素鋼) 13.1 諸特性
■14.表面改質技術 14.1 特殊浸炭処理 14.2 低温窒化処理 14.3 表面改質の耐食性
【New】 2007.4.25 追加
■15.トライボロジー
   (摩擦摩耗特性)
15.1 摩擦摩耗特性(簡易版) 15.2 耐焼付性
15.3 摩擦摩耗特性(詳細版1) 15.4 摩擦摩耗特性(詳細版2) 15.5 摩擦摩耗特性(詳細版3)
15.6 摩擦摩耗特性(詳細版4) 15.7 摩擦摩耗特性(詳細版5)