『焼もどし』のページ一覧

焼もどし

析出硬化ステンレスのメカニズム

析出硬化とは、固溶化熱処理(溶体化熱処理)の後、時効硬化(析出硬化)を人工的に行うことをいい、ステンレスの600番台(SUS630 ,SUS631)、マルエージング鋼、ベリリウム銅、アルミニウム合金の2000番系、6000番系、7000番系 …

焼もどし

SKD61

合金工具鋼の一種で、炭素工具鋼にタングステン、モリブデン、クロム、バナジウム等を添加しています。SKD61は耐熱性・耐ヒートショック性を有し熱間金型用として多く使用されています。 化学成分の一例 熱処理 顕微鏡組織 耐食性 耐熱衝撃性(耐ヒ …

焼もどし

SKD11

合金工具鋼の一種で、炭素工具鋼にタングステン、モリブデン、クロム、バナジウム等を添加しています。SKD11は高硬度・耐摩耗性を有し冷間金型用として多く使用されています。 化学成分の一例 熱処理 顕微鏡組織 耐食性 1. 化学成分の一例 ta …

焼もどし

SUS420J2

SUS420J2はマルテンサイト系ステンレスで、熱処理(焼入・焼もどし)により、高強度、高硬度を得られます。 耐食性は一般の焼入鋼よりは優秀ですが、オーステナイト系ステンレス、フェライト系ステンレスおよび析出硬化系ステンレスよりは炭素(C) …

焼もどし

ステンレスの熱処理寸法変化

析出硬化系ステンレスは焼入鋼と異なった熱処理プロセスで、比較的低温の熱処理で高硬度化するため、焼入鋼のような問題(熱処理歪み、寸法変化、焼き割れ、酸化スケールの付着など)が少なく、加工プロセス改善に有効です。 言い換えれば焼もどし処理で高硬 …