Q&A

『Q&A』のページ一覧

Q&A

寿命とコストの考え方は?

1. 素材費と加工費のバランスで素材比率が少ない場合 大型で重量比率が高い場合はメリットが出にくいです。 2. 小さい形状の部品 材料費がステンレスより高価でも、加工完成品の場合にコストが合ってくる場合があります。 3. 加工費用が高価な部 …

Q&A

シリコロイを検討する時のポイントは?

特に耐食性と硬度、耐摩耗性などを同時に要求される場合に、長寿命化、トータルコストダウンにつながるケースが多いです。 (実績例:3~10倍の寿命化、用途や現状材によりますのでご注意下さい) 要求される機能性が「耐食性のみ、硬度のみ」という場合 …

Q&A

シリコロイ以外の鋼種も取り扱いできますか?

特にシリコロイと同じ析出硬化系ステンレスのSUS630は丸棒、鍛造、加工、固溶化熱処理、時効硬化熱処理、摩擦圧接等、総合的にご対応させて頂くことが多いです。 お気軽にお問い合わせ下さい。

Q&A

注文する場合、最少ロットの制限はありますか? 

量産品の場合はお打ち合わせの上、受注生産も可能です。 製鋼のライトチャージは製品重量で約300~450㎏程度から可能です(形状によりますのでご注意下さい)。 試作開発の時はで少量で試して頂き、結果がよかった場合はお客様と相談しながら形状や数 …

Q&A

シリコロイにはどのような形状がありますか?

シリコロイA2 丸棒:φ30~160程度 鍛造材・鍛造プレート:上記丸棒材からの再鍛造 線材・TIG溶接材:上記丸棒材からの再圧延 板材:42×150×L、62×160×L、72×150×L シリコロイXVI 丸棒:φ28~120程度 鍛造 …

Q&A

ワイヤーカット・放電加工性について 

シリコロイA2、シリコロイXVIの固溶化熱処理後にワイヤーカットおよび放電加工を実施する場合は問題ありませんが、時効硬化熱処理後にワイヤーカットおよび放電加工を実施した場合にクラックが発生する恐れがあります(ハードンプレートのような薄いもの …

Q&A

溶接性は?

シリコロイはシリコンを多く含有するため、湯流れ性が良くビードが滑らかです。 シリコロイの基本成分はケイ素が多く低炭素であることが特徴ですので、炭素鋼などとの異材溶接では、異材同士が融け合ったミキシング層の炭素が増えると、靭性が低下してクラッ …

Q&A

磁性はありますか?

シリコロイA2(析出硬化系ステンレス) 磁性あり(SUS630程度) シリコロイXVI(析出硬化系ステンレス) 磁性あり(SUS630程度) シリコロイB2(オーステナイト系ステンレス) 弱磁性(SUS329程度) シリコロイD(オーステナ …

Q&A

加工性は?

シリコロイA2・シリコロイXVI 固溶化熱処理状態(加工時)でシリコロイA2はHRC33~36程度、シリコロイXVIはHRC36~40程度なります。 SUS304等(HV200程度、HRC3以下)と比較すると硬度が高く難削ですが、大まかには …