会社概要
Company
“Engineer”の力で技術立国日本の再生を。
シリコロイは日本の研究者が長年に亘る研究の結果、世界で初めて強靭高珪素鋼のメカニズムを解明されて誕生 した新素材です(日本鉄鋼協会誌、第28年・第9号「高珪素強靭鋼の誕生」、関西大学太田けい一名誉教授)。不屈の研究精神のDNAを継承しながら、現在の「析出硬化系高ケイ素シリコロイ」が誕生しました。
研究開発は、新しい技術の獲得や新事業の育成を行うための新たな知識の創出を図る重要な活動のひとつです。またシリコロイとその応用化は、多くのエンジニアの方々の熱意と発想力と共に成長し続けています。
本書はエンジニアの方々にできるだけ分かりやすくご利用頂けるよう、シリコロイ、ステンレス、表面処理、熱処理 技術等を中心にまとめたものです。
微力ではありますが、本資料が皆様の企業にとって重要な成長エンジンである「プロダクトイノベーション(新製品・ サービスの開発)」「プロセスイノベーション(作業工程効率化による生産性向上=カイゼン)」「技術立国日本の再生」 の一助になれば幸いです。
株式会社 シリコロイラボ
清水 義之
会社概要
- 会社名Company Name
- 株式会社 シリコロイラボ(Silicolloy Lab Co., Ltd.)
- 所在地Head Office
- 〒666-0212 兵庫県川辺郡猪名川町旭ケ丘1番地109
1-109,Asahiga-oka,Inagawa-cho,Kawabe-gun,Hyogo,Japan 666-0212 - 代表者President
- 清水 義之(Yoshiyuki Shimizu)
- 設立Established
- 2001年2月6日
- 資本金Capitalized
- 3,000,000円
- 連絡先Contact
- Tel:072-769-0327 Fax:072-769-0375
E-Mail:info@silicolloy.co.jp - ウェブサイトWebsite
- https://www.silicolloy.co.jp
- 取引銀行Bank
- 尼崎信用金庫(多田)、北おおさか信用金庫
- 事業概要Company Overview
- 特殊ステンレス「シリコロイ」の技術開発・研究開発・販売 試験片製作および各種受託試験 特殊熱処理・表面処理・表面改質等の周辺技術開発と販売 鍛造品・鋳鋼品・加工品の販売 ファインプロセス設計(超精密部品のプロセス設計) 技術サポート/試作開発サポート/営業サポート
研究経歴(清水 義之)
-
メタン及び水素に対するモリブデンのゲッター作用に関する研究
- 分野
- 極高真空化技術
- 所属
- 近畿大学、理工学部、原子炉工学科
- 目的
- 極高真空状態(7.0×10-11Pa=5.3 ×10-13Torr)を得るための排気方法を研究。
- 概略
- 高融点遷移金属であるMoフィラメントに通電加熱することで、微量水素の吸着排気が可能となる。 また水素とメタンの混合雰囲気においては、Ti、WおよびMoフィラメントの併用が有効であることを解明。
-
酸発生剤含有カバー膜を用いた化学増幅系レジストプロセス
- 分野
- 半導体製造プロセス技術
- 所属
- 沖電気工業株式会社
- 目的
- 次世代半導体製造プロセス技術のひとつである「電子ビームリソグラフィ」のレジストプロセスの技術の開発。
- 概略
- 化学増幅系レジストは、高感度、高解像度を有する優れた材料であるが、雰囲気中の塩基物質に起因する寸法変化 (PED:Post Exposure Delay)およびチャージアップによる寸法変化の問題がある。 酸発生剤を含有する特殊導電性ポリマーを開発し、レジスト上に酸発生剤含有導電性ポリマー(340Å)を形成する ことで、PEDとチャージアップ防止を同時に抑制することが可能となる。
-
高硬度型析出硬化系ステンレスの開発
- 分野
- ステンレス系新素材
- 所属
- 日本シリコロイ工業株式会社
- 概略
- C(炭素)による高硬度化メカニズムでは、高硬度と耐食性は相反する特性であるが、CのSi(珪素)による代替と、低炭 素マルテンサイトの細粒化、微細で高硬度を有するSi系金属間化合物を析出させることで、HRC56~58の高硬度と SUS630相当の耐食性を実現(シリコロイXVI鋼)。 ※特許第4176471号「高珪素ステンレス」(2008.8.29)
-
析出硬化系高ケイ素ステンレス鋼のトライボロジー特性とその応用
- 分野
- ステンレス系新素材
- 所属
- 有限会社エス・アイ・テクノ
- 概略
- 析出硬化系高ケイ素ステンレス鋼は、高硬度、耐食性、耐摩耗性、耐焼付き性、時効硬化熱処理特性をはじめ様々な 特徴を有し、トータルバランスとプロセス技術の自由度に優れる。 用途に合わせた熱処理技術、プロセス技術、相手材、表面処理技術を選択・設計することで、特に超精密分野での高機 能材あるいは基材のひとつとしての用途展開が期待される。
※トライボロジスト(社団法人日本トライボロジスト学会)、第52巻、第2号(2007年2月15日))に掲載。
経営理念
私は私を大切に思う。だからこそ、あなたを大切に思えるのです。
I do my things, you do your things.
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
I am not in this world to live up to your expectaions.
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
You are not in this world to live up to mine.
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
You are you, and I am I,
私は私。あなたはあなた。
But if we find each other, it is beautiful.
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
If not, it can’t be helped.
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
Frederick Perls(ドイツの精神医学者)の「ゲシュタルトの祈り」より。
言葉自体は「ゲシュタルト心理学」から由来していますが、その精神は日本の禅からも由来していると言われています。
ロゴについて
シリコロイの原材料となるSi(ケイ素)は、Si原子が規則正しく並んでダイヤモンド構造を形作っています。
ロゴマークは、その規則正しくならぶ構造をモチーフにしています。
Siは、地球上ではありふれた元素ですが、その特性を上手に活かすことで、新しい価値を生み出すことができる可能性に満ちた元素です。
そのようにして誕生したシリコロイのように、エス・アイ・テクノは、さまざまな事象の中から新たな可能性を生み出すお手伝いを行います。
当サイトは、研究開発に関わる多くの方々の参考となるよう各種実験を行い、計測結果をまとめております。
そして、その結果を「鋼種」「特性」「熱処理」などシリコロイの可能性を見出しやすい分類でインデックス(目次)化し、各ページ同士は、互いに関連情報で結ばれるようにし、多くの情報を得て頂けるようにいたしました。
この結晶のように作られたシリコロイ ラボサイトを通して、お客様の新たなソリューションが生まれることを願って。
(ロゴマークの右にある「きらめき」に模した図案は、可能性を示しています)
登録商標
- 登録番号
- 第4766288号 「シリコロイ」
- 権利者
- 株式会社 シリコロイラボ
- 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
- 6
鉄および鋼,非鉄金属およびその合金,金属鉱石,建築用又は構築用の金属製専用材料,金属製金具,金属製建造物組立セット,金属製貯蔵槽類,金属製の滑車・ばね及びバルブ (機械要素に当たるものを除く。),金属製人工漁礁,キー,金属製管継ぎ手,金属製フランジ,金属製締付け金具,金網,ワイヤーロープ
- 登録番号
- 第4766289号 「SILICOLLOY」
- 権利者
- 株式会社 シリコロイラボ
- 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
- 6
鉄および鋼,非鉄金属およびその合金,金属鉱石,建築用又は構築用の金属製専用材料,金属製金具,金属製建造物組立セット,金属製貯蔵槽類,金属製の滑車・ばね及びバルブ (機械要素に当たるものを除く。),金属製人工漁礁,キー,金属製管継ぎ手,金属製フランジ,金属製締付け金具,金網,ワイヤーロープ
- 登録番号
- 第1545586号 「SILICOLLOY」
- 権利者
- 清水義之
- 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
- 28
ゴルフクラブ,その他の運動用具